カオスなこの世が面白い

先日、おひとりでお客様がおみえになりました。お会いするのはその日が2度目。40代後半の男性の方です。
a0159229_21281976.jpgシングルモルトをオンザロックでそのお客様は飲みながら、3時間以上もお話したでしょうか。お客様の「引き出し」の多さに驚きましたが、お客様との会話の中で、大変印象に残ったことがあります。

「ワインは人と人とををつなぐものでありたい。ワインがもとで喧嘩したりしてはいけないですよね。誰もが、お互いの価値観を認めあわなくちゃ」と、私。

「でもさ、すべての人がお互いに認め合って、何もいさかいの起きない世界って、天国のことだろ。この世の中って言うのは、天国のような世界もあれば、その一方で戦争や殺人とか畜生のような部分もある。この『混沌』『カオス』こそがこの世なんだよ。だから、狭い考えやいさかいもこの世の一部なんだって思えば、なんか楽しくおもえない?どうせいつかは、あの世に行くんだぜ」と、お客様。

「なるほどー。それも人生の『旨み』になっているんですね」
「『旨み』か。いい表現だね。うん、そのとおりだね」


毎日起きる嫌なこと、つらいこと、楽しいこと、疲れたこと、すべてを楽しむこと。おもしろいな、って思うこと。そう考えたら、気持ちが少し楽になると思いません?
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by winebar_fermata | 2010-03-06 16:27 | 生きる。